パグの散歩の基礎知識!必要な距離や時間・頻度はどのくらい?

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パグの散歩の基礎知識!必要な距離や時間・頻度はどのくらい?

  • 2021月06月05日更新
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鼻ペチャとクリクリの黒い瞳、しわしわの顔やくるんと巻いた可愛いしっぽ。どの角度から見ても人を笑顔にしてくれるパグ。

体が小さいため「散歩は必要ない」と思っている人も少なくないかもしれません。室内だけで過ごす方がパグにとって良いのでしょうか?

今回は、パグの散歩の役割や必要性、メリットから初めてのお散歩の時期などをご紹介します。

散歩をすることの役割やメリット

パグは小さくて室内で飼う方も多く、お散歩の必要性がないかと思われるかもしれません。しかし、パグにとってもお散歩をする重要性やメリットがあります。

健康維持

パグは太りやすいという特徴があります。

散歩は軽い運動ができ、健康維持・体重維持の役割を果たします。適度な散歩を続けることは、筋力を維持し肥満を防止できると言うメリットがあります。筋力が低下して体や関節が支えきれなくなると、更に歩けなくなると言う悪循環にも繋がります。

また肥満になると心臓に負担がかかったり、いろいろな病気のリスクが高まりますので健康維持のためにも散歩は有効的です。

社会性を身につける

散歩はパグの社会性を身につけるために役立ちます。

聞いたことのない音や振動などは、犬にとって不安なものです。外の世界に触れないまま成長してしまうと、恐怖心や不安から過剰に吠えたり、動けなくなったりすることもあるでしょう。
人や他の犬と触れ合ったり、外の世界の色々な音や匂いに慣れさせておきましょう。

ストレス解消やリフレッシュ

嗅覚がすぐれている犬は、色々な匂いを嗅ぐことが楽しみの1つです。
お家に庭がある人は「うちは外でも遊ばせているし、わざわざ散歩に出かけなくても大丈夫。」と言う人もいます。運動量自体はそれで足りている犬もいます。
しかしいつもと同じ空間での生活は、人や犬との出会いも、新しいな音や匂いを感じることも少ないのです。いろんな刺激に触れることは、ストレスの解消やリフレッシュに繋がります。

パグの散歩に必要な回数・時間・距離

パグの散歩は1日に何回が良いのでしょうか? 時間や距離はどれくらいが良いのでしょうか?

パグの散歩に必要な回数・頻度

パグのお散歩は、運動やストレス発散も兼ねて「1日 1、2回」です。

極端に暑い日や寒い日などは1回にするなど、気温やパグの体調を見て調整をしてください。可能な限り1日2回のお散歩をおすすめします。

パグの散歩に必要な時間や距離

時間は「1回につき10~30分ほど」のお散歩が適しています。距離にすると「約1〜2km位」です。

運動量が多すぎてもパグの負担になってしまうので、長すぎるお散歩にも注意しましょう。

年齢や体格、持っている病気によっても距離が変わりますので、愛犬の状態に注意を払いながら距離や時間を調整してください。

パグのお散歩デビューはいつ頃?どんな準備が必要?

パグをはじめて散歩に連れて行くのは、いつ頃が適しているのでしょうか?散歩を始める時期や気にする点はどんなことでしょうか。

まずは散歩の練習

最近はいきなり長い散歩にでかけるのではなく、短時間の「散歩の練習」も良いとされています。歩く前に外の空気にふれておくことで興味を持たせることが期待できます。

ワクチンプログラムが終了する前に外に出す場合は、獣医師と相談しながら「短い時間で」「抱っこやキャリーに入れて歩く」など、外の世界を経験させることも良いでしょう。

散歩デビューのタイミング

どんな犬種でも初めての散歩は「ワクチンプログラムが終了した2週間後から」にしましょう。

ワクチン接種をしていないまま散歩に出かけてしまうと、地面や草むらから細菌や病原菌に感染するリスクがあります。犬の病気についてはまだまだ解っていないことが多く、いまだ治す薬がない病気や後遺症が残ってしまう病気があるのでワクチンの接種は大切です。

子犬にシッカリと免疫力がついてから散歩を始めるようにしましょう。

散歩の前の準備

散歩に連れて行く前に、まずは散歩に必要なものを準備しましょう。飼い主さんが犬を管理できるように「首輪やリード、ハーネス」などは必ずつけます。

パグは小型犬ですので、首輪ではなく「ハーネス」をおすすめします。シッカリとした重たい体つきですし首が短いので、首輪だと首に負担が掛かってしまいます。もともと呼吸器が弱いので、負担をかけないようにすることはとても大切です。

また、いきなりハーネスを着けて歩かせようとしても、首回りや脚、背中に違和感を感じて嫌がる犬もいます。室内でハーネスを着けたり外したりして慣らしておきましょう。

パグの散歩で気をつけたいこと

散歩の必要性やメリットを理解した上で、実際に散歩をするときに、飼い主が注意しなくてはいけない点を確認しておきましょう。

暑さ対策・寒さ対策が必要

パグは暑さにも寒さにも弱い犬種なので、散歩をする季節、時間や場所には注意が必要です。

体格的に地面に近く0~30cmと言う距離で歩くため、高温になったアスファルトの熱さを感じやすく、パグの体は影響を受けます。とくに夏の散歩では熱中症になる危険もあります。夏の場合や気温が高いときのお散歩は、早朝や夜にするなどの配慮をしてください。

また、寒い場合は呼吸器への負担もかかりますので、早朝や深夜などの寒い時間を避けてなるべく日の出ている時間帯にしましょう。散歩の時間を短くしたり、洋服を着せたりして体温の調整に気を配ってあげることも大切です。

息切れや呼吸に気を配る

犬は体温調整のために、パンティング(ハァハァと舌を出して呼吸をすること)をしますが、短頭種のパグは換気が得意ではありません。呼吸器への負担を少しでも減らすように心掛けたり、工夫をしましょう。

散歩中に息がゼーゼーしだしたり鼻がなり始めたら、抱きかかえてあげるなどして無理に歩かせないようにしましょう。

天候が悪い時

天候の悪い日は、無理に散歩に連れて行く必要はありません。そのかわり散歩に行かなかった日は、室内で運動不足やストレスを解消させてあげましょう。

ボールやお気に入りのぬいぐるみなどを投げたり、おもちゃを引っ張りっこして遊んだり、楽しませてあげてください。「引っ張りっこ」は犬が体力を消耗するわりに、飼い主は疲れにくいのでおすすめです。

動かない、歩かない場合

パグが歩かずに止まってしまっても、無理やりリードを引っ張るのはやめましょう。リードを強く引っ張られることで更に悪い印象をもち、散歩することが嫌いになってしまいます。

歩かないときは無理をせず、愛犬が歩き出すまで待ってみましょう。少々時間が掛かりますが「立ち止まったら歩き出すのを待つ」というのを繰り返して下さい。

待っても待っても、どうしても動かない場合は、抱っこやカートで帰宅しましょう。「楽しくない」を植え付けてしまわないようにして、日を改めるのもひとつの手です。

散歩に行きたがらなかったり、歩かない時は体調不良のサインかもしれません。続くようであれば動物病院に行きましょう。

パグの散歩のときに役立つアイテム

散歩に出かける際に、必ず必要なものや便利なものはどんなものでしょうか? お勧め商品をご紹介しますので、チェックをして準備をしておきましょう。

シッカリとしたハーネス

散歩をするとき、人と犬をつなぐものは必須です。

こちらは欧米らしいデザインとシッカリとした設計で苦しくないと評判です。外側は光反射の素材を使用しているので夜でも確認しやすくて安心。
またパグは見かけより重いので、ハーネスとリードが別のものの方が前脚にも負担が掛かりにくいのでおすすめです。

水分補給用の水筒

市販のペットボトル500mをダイレクトに取り付けられるので、とっても便利です。

そのままお皿になりますし、口の高さまで持って行ってあげたりカーブが程よくついていて飲みやすい作りです。

排泄物用のビニール袋

犬のお散歩に欠かせない「犬のうんち処理袋」です。

小さくてお散歩バッグやリードに付けて使えます。裏側にはフックがついていて使用済みの袋を引っ掛けておけるので便利です。無香料タイプとラベンダーの香りの2種類があります。

ペットカート

いろいろな犬用のカートがありますが、こちらの商品はとても便利でおすすめです。ペットカートは大きくて邪魔と思われる方もいますが。意外にも折りたたむととても小さくなります。なにより、そのまま「かごの部分が取り外せます!」キャリーバックにすることも可能です。

パグは重たいので、抱きかかえ続けると人も負担が掛かりますよね。お散歩デビューや高齢犬、旅行などに便利な一品です。人にも優しい作りで、ドリンクホルダーがあったり下のカゴには5KGまで荷物も入ります。

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