photo by ドッグカフェjp
ほとんどのプードルが、まるでくまさんのぬいぐるみみたいなテディベアカット。
いまや、ショーなどで見かける本来の「THEプードル」というカットは街中ではほとんど見られなくなりました。
プードル人気の火付けにもなった、このテディベアカット。
まずは、いったいどうやって流行ったの?
最初にこのカットの火付け役となったのが、実は、日本人のトリマーで、Dogman「江頭重知」さんという方。
本来の「THEプードル」カット、顔の毛を刈ることが似合わない愛犬に施した顔の毛を伸ばすカットが、「くまみたいでかわいい!」と人気になり、雑誌やマスコミ、口コミで、火がついたのです。
てっきり海外での流行が日本に来たと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
みんな「テディベア」になれる?
いまでは、テディベアカットの方が「THEプードル」カットなのかもしれないくらいに、みんなテディベアカットをしていますが、
「うちのこもテディベアにしたい!」と思ってしてもらったけど
「あれ??かわいいけど、くまさんじゃない…」
ってこともあるはず。
人間が同じ髪型をしてもそれぞれ違うように、わんこたちも、テディベアカットをしているプードルが全部同じ顔にはならないですね。
そこで、より、「テディベア」になれる顔を調べてみました!
どんな顔のプードルが向いてるの?
顔のかたち
マズル(鼻から口の部分)が短い。
そもそも、先ほど書いたように、本来のプードルのカットが似合わないから…からはじまったように、マズルの長い子ではなく短い子が似合います。
クマの顔を想像してみてください。クマのマズルって短いですよね?
photo by Wataru Yoshimura
毛質
毛量の多い子。毛が立っている。
マズル周りにふんわりと毛を残した方が顔全体が丸くなります。
また毛がペタッと寝てしまう子より、毛がふわっと立つ毛質の子のほうがまるっと感がでますね。
photo by Mami
耳
耳付き(耳のついている位置)が高い。
さらにクマの耳のように短くカットすると、よりテディベア感がでるでしょう。
photo by hiroki satou
色
いままでの条件がばっちりなら、何色のプードルでももうすでにテディベア感なのですが、
やはり、レッド・アプリコット・ブラウンのプードルが王道な気がしますよね。なんとなく。
またカラーによって毛質が違ったりするので、レッド・アプリコット・ブラウンに多い、巻き毛のほうが向いているでしょう。
photo by hiroki sato
とはいえ、マズルが長ければ短く見えるようなカットの方法があったり、「テディベア」ではなくても、それぞれのかわいさ、その子に似合うカットはたくさんあります。
トリマーさんと相談して、ぜひ似合うテディベアカットを見つけてくださいね。