中国が原産国とされるパグは、小さくともがっちりした体格にムッとした顔が愛くるしいですよね。
今回はそんなパグの毛色の種類について解説していきます。
JKCではパグの毛色は4色
犬の品種の認定などを行うJKC（ジャパンケネルクラブ）では、シルバー、アプリコット、フォーン、ブラックをパグの毛色として認定しています。
口元や鼻先、耳、目の周りや後頭部から尾にかけての「トーレス部分」が黒くなっており、より黒い方が良いとされています。
フォーンのパグ
フォーンとは子鹿のような薄い黄褐色の色のことを指します。パグでは最も多くみられる色です。
フォーンのパグでも色の濃淡の差は幅広く、それぞれ見た目の印象はことなります。
黒色のパグ
黒いパグはフォーンのパグと比べると数が少ないです。
他の色よりパグの特徴的なブサかわいい顔全体よりも、目が強く目立つような色です。
通常ダブルコートの皮毛であるパグですが、黒色はシングルコートの場合もあるといった特徴もあります。
シルバーのパグ
シルバーは黒よりもさらに希少な色になります。白やグレーの毛が混ざった色をしています。
アプリコットのパグ
アプリコットもシルバー同様に希少な色で、市場で見かけることは少ないです。フォーンよりもオレンジ・茶色寄りで温かみのある色合いです。
白いパグもいる
JKCではシルバー、アプリコット、フォーン、ブラックとなっていますが、真っ白なパグもいます。
日本ではかなり少ないですが、アメリカでは人気なカラーのようです。
パグの色が変わる？なぜ？
人が高齢化することで白髪が増えていくのと同じように、パグも歳を重ねると退色と言って色が薄くなる場合があります。
またダブルコートのパグは、年に2回来る換毛期に毛が生え変わるので、そのタイミングで色が変わったと感じることもあるかもしれません。
突然色が変わったり、部分的に変わったりなど、おかしいなと思った場合には病院で診てもらいましょう。
パグは被毛の色に関わらずブラッシングでお手入れを
パグはダブルコートの犬種になるので、年2回来る換毛期は特に抜け毛が多いので、こまめなブラッシングを心がけましょう。
黒いパグはシングルコートの可能性もあり
黒いパグはシングルコートの可能性もあるので、ダブルコートのパグに比べるとお手入れは楽になります。
ただし、黒いパグでもダブルコートの場合もあるので、気になる方は事前に確認をしておきましょう。
