柴犬のドッグフード選びで悩んでいませんか?お店でもネットでも種類がたくさんありすぎて、どれを選んでいいか分からなくなってしまいます。
柴犬の健康管理にスポットを当てて、選び方のポイントや食べさせて安心なドッグフードご紹介いたします。
柴犬のためのドッグフードの選び方と注意点
柴犬は1日に1時間以上の散歩が必要と言われるくらいに運動量が多い犬種です。運動不足になると肥満にもなりやすいですね。
そんな運動大好きの柴犬にはどんなドッグフードが良いのでしょうか。柴犬のためのドッグフードの選び方と注意点をご紹介します。
主原料が動物性タンパク質である
柴犬のためのドッグフードは、主原料が良質の動物性タンパク質のものを選びましょう。タンパク質は筋肉の発達のもとになり、被毛や皮膚トラブルから守る役目もあります。
ドッグフードの原材料表記にチキン・ラム・サーモンなど使用されている肉の具体的な名前が書かれているものを選びましょう。
オメガ脂肪酸が入っている
柴犬はアレルギー性皮膚炎や認知症にかかりやすいことでも知られています。これらの病気にかかりにくくする効果を期待できるのがオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸です。
成分表にオメガ脂肪酸の表記がなくても、サーモンオイルやEPA・DHA、リノール酸、ひまわり油などの表記があれば大丈夫です。
添加物が入っていない
柴犬の健康のためには添加物は必要ありません。添加物が原因で体調不良やアレルギー反応を引き起こす場合があります。
すべての添加物が悪いというわけではありませんが、合成保存料・着色料・香料・防腐剤・BHA・BHTを含まないものを選びましょう。人工添加物不使用、無添加の表記があれば安心です。
柴犬用ドッグフードの種類
柴犬用のドッグフードの種類をタイプ別にご紹介します。どのタイプのドッグフードも総合栄養食として利用できます。
保存期間が異なりコストパフォーマンスにも違いがあるので、愛犬の好みや利用シーンに合わせて選ンでください。
ドライフード
ドライフードは製品に含まれている水分量が10%以下のフードを言い、一般的に利用が多いフードです。
加熱発泡処理されているので長く保存ができる特徴があります。形状もさまざまで小粒から大粒のものまであります。子犬からシニアまで幅広く与えることができます。
歯でしっかりと噛む訓練になることや歯垢が付きにくい特徴もあります。
ソフトドライフード
ソフトドライフードは製品に含まれている水分量が約25~35%で、しっとりしているフードを言います。
ドライフードと同じように加熱発泡処理されていて長く保存ができます。半生タイプなので、歯が弱ってきたシニア犬におすすめです。
セミモイストフード
セミモイストフードは製品に含まれている水分量が約25~35%でしっとりしているのはソフトドライと同じですが発泡処理されていません。
やわらかくて食べやすいのが特徴です。長く保存すると水分が失われて固くなるので、早めに使い切るのがおすすめです。
ウェットフード
ウェットフードは製品に含まれている水分量が約75%で、非常にやわらかいのが特徴です。子犬からシニア犬までに利用できます。
肉や魚の味や香りがそのまま活かされているので食いつきの良いフードです。缶詰やレトルトパウチ、アルミトレーに密閉されているが、開封後はすぐに使い切る必要があります。
柴犬のドッグフードの与え方
元気に走り回っている柴犬にはどれくらいの餌を与えればいいのでしょうか。元気な柴犬でも餌を食べなくなるときがあるのでしょうか。
餌の与え方にはいろいろと悩みが多いですね。柴犬の餌の量や食べなくなった時の対応方法などをご紹介します。
必要なカロリーは体重で計算できる!
柴犬が1日に必要とするカロリーは、体重を利用して次の式で計算することができます。
まずは安静時エネルギー要求量(RER)が下記計算式で求めます。
- 犬の体重×30+70
安静時エネルギー要求量(RER)とドッグフードのカロリーから必要給餌量を計算します。
- ドッグフードの100gあたりのカロリー÷安静時エネルギー要求量(RER)
この値はあくまで安静時の数値なので、愛犬の状態に合わせた係数をさらにかける必要があります。避妊・去勢していない成犬の場合は係数が1.8となるので、最終的に必要給餌量を求める計算式は下記となります。
- ドッグフードの100gあたりのカロリー÷安静時エネルギー要求量(RER)×1.8
元気だけど食べないときの原因と対策
柴犬は多くの運動量を必要とする犬種です。元気なのに餌を食べてくれない場合の原因にはいろいろありますが、運動量が足りていない場合が考えられます。
1日の散歩は1時間以上が必要です。散歩量が少ない場合は、散歩時間や回数を増やしたり思いっきり走る時間も作ってあげてください。
柴犬におすすめのドッグフード10選
筋肉質で運動量が豊富な柴犬には筋肉を生成する栄養素が不可欠です。気を付けなければならない病気や怪我もあります。
いつまでも元気に大好きな運動ができるようにドッグフードを選んであげたいですね。柴犬におすすめのドッグフードを10選しましたので参考にしてください。
モグワン
モグワンは良質の動物性タンパク質が主原料のドッグフードです。アレルギーを引き起こしやすい食材や添加物、消化の悪い穀物などは不使用で、高品質で安全と健康を配慮しています。
たんぱく源としてサーモンが使用されているので、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
カナガンドッグフード
カナガンドッグフードは主原料のチキンが全原料の50%も配合されている高たんぱくのドッグフードです。低脂肪・低カロリーのチキンにオメガ脂肪酸がプラスされた栄養バランスの良いフードです。
人工添加物やアレルギー性の穀物などは使用されていないので、柴犬にも安心して与えられます。
アーテミスフレッシュミックス スモールブリードアダルト
アーテミスフレッシュミックスは無添加のドッグフードなので、愛犬の健康に気を配っている方にも安心して使ってもらえます。
フレッシュサーモンやサーモンオイルが配合されていてオメガ脂肪酸は豊富に含まれます。皮膚や被毛のトラブルに注意したい柴犬にぴったりのドッグフードです。
オリジン オリジナル
オリジン オリジナルは高たんぱくにこだわったドッグフードです。鶏肉・七面鳥肉・カレイ・サバなどを合わせて全原料の80%が肉類でできています。
野菜や果物、低アレルゲンの豆類も豊富にブレンドされています。免疫力を高めるオメガ脂肪酸は4.1%の高率の配合です。なお、人工添加物は使用されていません。
アランズナチュラルドッグフード・ラム
アランズナチュラルドッグフード・ラムは健康に配慮したドッグフードです。高たんぱく・低脂肪・低アレルゲンのラム肉が全体の40%使用されています。
ビタミンやミネラルの配合はありませんが、ビタミンB1やカルシウム、カリウムなど栄養素が豊富なひよこ豆を使用するなど、食材で栄養を補給するように工夫されています。
ニュートロジャパン シュプレモ 成犬用
多くの食材をブレンドすることで栄養バランスをつくっているのがシュプレモです。アメリカの飼料検査官協会の栄養基準をクリアしている安心のドッグフードです。
サーモンミールやひまわり油、亜麻仁などのオメガ脂肪酸が配合されていて、皮膚炎を起こしやすい柴犬におすすめです。
ドッグフード工房 馬肉
ドッグフード工房 馬肉は天然食材だけを使用していて、無添加のドッグフードです。主原料となる馬肉は高たんぱく・低脂肪・低カロリーで、アレルギーを起こしにくい食材として知られています。
オメガ脂肪酸が4.4%以上も含まれているのは魅力です。食材のビタミンなどを壊さないように低温加工で作られているのも健康への配慮です。
ピッコロ
動物性たんぱく質が全体の70%も含まれているので、運動量が多い柴犬におすすめのドッグフードです。
原料は低脂肪・低カロリーのチキンとオメガ3脂肪酸が豊富なサーモンで構成されています。腸内サポートや関節サポートの成分もきちんと配合されているのでシニア犬にもおすすめです。
UMAKA
主原料の鶏肉をはじめ野菜や果物も九州産が多く使われています。ヒューマングレードで美味しさにこだわって作られたドッグフードです。
そのため、オイルコーティングをしないで香りと風味を活かしています。ビフィズス菌・オリゴ糖・グルコサミン・コンドロイチンも配合され、腸内環境を整え関節もサポートしてくれます。
ソリッドゴールドマイティミニ
ソリッドゴールドマイティミニは、主原料の動物性たんぱく質に低アレルゲンのラム肉とドライフィッシュが使用されています。
良質の食物繊維が豊富なサツマイモや栄養素が豊富に含まれるひよこ豆、オメガ脂肪酸を含むサーモンオイルなど健康を維持・増進するための配慮がされているドッグフードです。
愛犬と健康な暮らしを続けるために!
柴犬に食べさせたいドッグフードを10選してご紹介しました。ドッグフードの選び方もいっしょにご紹介していますので、柴犬には柴犬に合ったドッグフードを選ぶようにしましょう。
食いつきが悪い、食べなくなったなど悩みがある場合は、ご紹介した商品の中から選んでみてください。愛犬といつまでも健康な状態で暮らしていけるでしょう。