ゴールデン・レトリーバーを飼っていて、ドッグフードで悩んでいる飼い主さんはいませんか。
ドッグフードはお腹を満たすだけでなく、健康を維持するために非常に重要です。
ゴールデン・レトリーバーに適したドッグフードの選び方やおすすめのドッグフードをご紹介します。選び方に迷ったら参考にしてみてください。
ゴールデン・レトリーバーの食事管理
ゴールデン・レトリーバーは食欲が旺盛で、食事の管理を怠ると肥満になりやすい体質をしています。健康な体を維持するためには、適切な食事管理は欠かせません。
ゴールデン・レトリーバーに必要な食事量や食事の与え方、食べない時の対処法や注意点について解説します。
ゴールデン・レトリーバーに必要な食事量
ゴールデン・レトリーバーに必要な食事量は、ドッグフードのパッケージに記載されている給餌量を目安にするのがおすすめです。
なぜなら、商品によって100gあたりのカロリーがまちまちなため、体重何㎏の場合何gのフードと言い切れないのです。
毎日の食事を与えながら、便の状態や体形の変化で微調整するのが良いでしょう。
ゴールデン・レトリーバーの食事時間や頻度・回数
ゴールデン・レトリーバーは成長段階で必要なカロリーが違ってきます。食事の回数も成長期に合わせて変えましょう。
生後5~6ヶ月までの子犬期では3回、生後6ヶ月~成犬期までは2回、老犬期は3回くらいに分けて与えるのが適切です。
食事時間は、成犬の場合は12時間くらい間をあけて規則的に与えるのが理想です。
ゴールデン・レトリーバーが食事を食べない時の対処法と注意点
普段は食欲旺盛なのに、急に餌を食べなくなった時は心配ですね。体調不良の場合もあるので2~3日続くようなら病院に相談しましょう。
元気があるのに餌を食べない時は、ドッグフードをお湯でふやかして与えてみるのも方法です。ふやかすことで香りが強くなり食欲を刺激してくれます。
ゴールデン・レトリーバーのためのドッグフードの選び方と注意点
ゴールデン・レトリーバーが健康に過ごすためには、毎日の食事にしているドッグフードの選び方が重要です。
大型で筋肉質の体、肥満になりやすく皮膚トラブルが起きやすい体質などを考慮して、ゴールデン・レトリーバーのためのドッグフードの選び方とを選ぶ際の注意点をご紹介します。
主原料が動物性たんぱく質のフード
ゴールデンレトリバーの体重は30kg前後あります。その体重を支えるためには、しっかりとした筋肉を維持する必要があります。
そのため、良質の動物性たんぱく質が主原料になっているフードを選びましょう。また、動物性たんぱく質には、健康を維持するために必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
皮膚や被毛のケアに良いフード
ゴールデンレトリバーは毛足が長く密集しているため、皮膚が蒸れて皮膚病にかかりやすいのです。
そのため、皮膚や被毛の健康に効果があるオメガ3脂肪酸などの必須脂肪酸を含むフードを選んであげましょう。オメガ脂肪酸は体重の重いゴールデンレトリバーの膝関節のケアにも役立ちます。
低カロリーのフード
ゴールデン・レトリーバーは太りやすい体質をしています。肥満が原因で発症する病気もあるので、食事量を管理して肥満を防止しなければなりません。
食事量はドッグフードのカロリーによって決まります。高カロリーフードでは食事量が少なくて物足りなく感じます。低カロリーのフードを選んで満足感を味わってもらいましょう。
ゴールデン・レトリーバー用ドッグフードの種類
ゴールデン・レトリーバー用のドッグフードの種類をタイプ別にご紹介します。どのタイプのドッグフードも総合栄養食として利用できます。
保存期間が異なりコストパフォーマンスにも違いがあるので、愛犬の好みや利用シーンに合わせて選ンでください。
ドライフード
ドライフードは製品に含まれている水分量が10%以下のフードを言い、一般的に利用が多いフードです。
加熱発泡処理されているので長く保存ができる特徴があります。形状もさまざまで小粒から大粒のものまであります。子犬からシニアまで幅広く与えることができます。
歯でしっかりと噛む訓練になることや歯垢が付きにくい特徴もあります。
ソフトドライフード
ソフトドライフードは製品に含まれている水分量が約25~35%で、しっとりしているフードを言います。
ドライフードと同じように加熱発泡処理されていて長く保存ができます。半生タイプなので、歯が弱ってきたシニア犬におすすめです。
セミモイストフード
セミモイストフードは製品に含まれている水分量が約25~35%でしっとりしているのはソフトドライと同じですが発泡処理されていません。
やわらかくて食べやすいのが特徴です。長く保存すると水分が失われて固くなるので、早めに使い切るのがおすすめです。
ウェットフード
ウェットフードは製品に含まれている水分量が約75%で、非常にやわらかいのが特徴です。子犬からシニア犬までに利用できます。
肉や魚の味や香りがそのまま活かされているので食いつきの良いフードです。缶詰やレトルトパウチ、アルミトレーに密閉されているが、開封後はすぐに使い切る必要があります。
ゴールデン・レトリーバーにおすすめのドッグフード10選
ドッグフードは美味しくて食いつきが良いことが求められますが、ワンちゃんの健康を守り維持するという大きな役割もあります。
ゴールデン・レトリーバーの健康を維持するために、おすすめのドッグフードを10選してご紹介します。
Orijenドッグフード 6フィッシュ
Orijenドッグフード 6フィッシュは新鮮なイワシやサバなど11種類の魚を丸ごと調理しています。
魚の量が原材料全体の81%にもなり、筋肉量の多いゴールデン・レトリーバーに適したドッグフードです。
魚が主原料なので、DHAやEPAに由来するオメガ3脂肪酸も豊富に含まれています。
モグワン
モグワンも原材料の56%がチキンとサーモンの動物性たんぱく質です。サーモンはオメガ3脂肪酸が多く含まれている食材として知られています。
グレインフリーで人工添加物不使用、関節サポート成分やミネラルの配合など、栄養バランスが良くて安心なドッグフードです。
ソリッドゴールド フントフラッケン
ソリッドゴールドは低脂肪で低カロリー、低アレルゲンのラム肉を主原料にしています。
皮膚病が心配なゴールデン・レトリーバーにも安心して与えられます。ビタミンやミネラルも豊富に配合されているのも特徴です。100gあたりのカロリーも低く抑えられています。
ニュートロシュプレモ 成犬用
主原料は良質な動物性タンパク質であるチキン生肉と、低カロリーで低アレルゲンのラム肉、オメガ3脂肪酸を豊富に含むサーモンをブレンドしたドッグフードです。
皮膚や被毛に良いとされるひまわり油や亜麻仁油などゴールデン・レトリーバーのフードとして適した栄養成分がたっぷりと配合されています。
アカナドッグフード アダルトラージブリード
炭水化物量とカロリーを抑えていて、血糖値の上昇を抑えながら肥満を予防できるドッグフードです。
犬が自然な状態で食べる餌を再現した天然素材のドッグフードで、安心して与えられます。放し飼いの新鮮鶏肉や魚など50%以上の動物性たんぱく質が使用されています。
ネルソンズ ドッグフード
ネルソンズドッグフードは、原材料の48%が高たんぱくで低カロリーのチキンを使用しています。
グレインフリーで消化が良く、サーモンオイル由来のオメガ3脂肪酸も配合されています。
また、早食いが防止できる大粒なのも、胃捻転にかかりやすいゴールデン・レトリーバーに嬉しいドッグフードです。
アランズナチュラル
皮膚病が心配なゴールデン・レトリーバーのために、低アレルゲンのドッグフードを選ぶならアランズナチュラルがおすすめです。
ラム肉を中心に野菜やサツマイモ、豆類を原料にした栄養バランスの良いドッグフードです。グレイン・グルテンフリーでオメガ3&6脂肪酸も配合されている安心フードです。
ナチュロルドッグフード
主原料の牛肉、鶏肉、馬肉、魚はすべて新鮮な生肉を使用しています。グレインフリー、人工添加物不使用、ヒューマングレードの贅沢で安心なドッグフードです。
やや低めのカロリーですが低脂肪なので、肥満体質のゴールデン・レトリーバーでも問題なく与えられます。
カナガンドッグフード
原材料の60%を占める動物性たんぱく質は、チキンの生肉を主原料としています。そのため、脂肪やカロリーも低く抑えられていてゴールデン・レトリーバーには嬉しいドッグフードです。
また、被毛や皮膚のトラブルを予防するオメガ脂肪酸の配合やグレインフリーなど、皮膚の免疫力を高めるための嬉しい配慮もされています。
KIRKLAND シグネチャー スーパープレミアム
カークランド シグネチャーは、低脂肪・低カロリーのラム肉が主原料として使用されています。
抗酸化作用のある野菜や果物、オメガ脂肪酸を含むフィッシュミールやグルコサミンとコンドロイチンも配合されています。
肥満や皮膚・関節トラブルのリスクが高いゴールデン・レトリーバーにおすすめのドッグフードです。
愛犬のお気に入りのドッグフードを見つけよう
食いつきの良いドッグフードばかりを選んでいませんか?愛犬の食事には健康に配慮したフードを選んであげてください。
ワンちゃんは主原料の肉の種類によって好みも変わってきます。ご紹介したドッグフードはゴールデン・レトリーバーの健康を維持するためにおすすめできる商品ばかりなので、この中から愛犬のお気に入りを見つけてください。