ゴールデンレトリーバーはエネルギッシュな犬種で体を動かすことが大好きな犬種です。それは老犬になっても同様のこと。体が動くうちは、たくさんお散歩やおでかけに連れて行ってあげたいものです。しかしながら老いは必ずやってくるのです。そして年齢を重ねるほど、さまざまな身体の変化が起きてきます。老いは病気ではないので、うまく付き合っていかなければなりません。
老犬になったゴールデンレトリーバーに見られる仕草
●息切れ
●歩幅が狭くなる
●段差を嫌がる
●寝ている時間が増える
●頻尿やトイレの失敗
老犬ゴールデンレトリーバーへの配慮【ゆとりを持ったお散歩】
ゴールデンレトリーバーは運動が大好きな犬種です。若いころは思いっきり走ったり、飼い主さんも手を焼いてきたはずです。ですが老犬になったゴールデンレトリーバーは、まず体力が衰えてしまいます。足腰も思うように動かせずふらついてしまうこともあるでしょう。しかし老犬だからこそ、ゆっくりと心に余裕を持って歩いてみてください。愛犬のペースにあわせて、無理をさえずに歩きます。途中で公園などがあれば、休み休み歩きましょう。今までは見えなかった景色を見ることができますし、愛犬にとっても飼い主さんにとってもリラックスしたかけがえのない時間を過ごすことができますよ。
老犬ゴールデンレトリーバーへの配慮【坂道や段差は避ける】
山道もなんのそので駆け回るゴールデンレトリーバーですが、老犬になると足腰が弱るので今まで通りにはいきません。もしお散歩コースに段差や坂道がある場合は、平坦な道を探してお散歩すると良いでしょう。ただしいつも同じ道では愛犬も飼い主さんも飽きてしまいます。いくつかルートを探し、刺激的で魅力的なお散歩にしてあげてくださいね。ボケの予防にも繋がります。
老犬ゴールデンレトリーバーへの配慮【飼い主の変わらない愛情】
なによりも絶対にやってはいけないこと、それは若い頃と比較してがっかりすることです。ゴールデンレトリーバーはどんなに老犬になってしまっても、心まで老いてしまうということはありません。見た目は変わっても、飼い主さんを好きな気持ちだけは絶対に変わりません。ですので「昔はアレができたのにな」などと若い頃と比較するのはやめましょう。愛犬はそう思われるのがとっても悲しいんです。期待に答えられなくてごめんね、そう思わせてしまうことがないよう、老犬になった今でしかたのしめないことを探し、充実した日々を過ごしてあげてください。変わらずに愛情を注がれることが、老犬になったゴールデンレトリーバーにとって、何よりも幸せなことなのです。