犬の「里親」になるという選択

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犬の「里親」になるという選択

  • 2015月04月10日更新
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みなさんは里親をさがしているワンちゃんは、どのような子たちだと思いますか?私のイメージでは、いわゆる雑種とよばれるMIX犬ばかりだと思っていました。しかし近年では、ペットブームにのり室内で飼えるトイプードル、チワワ、パピヨンなどの小型犬を飼い始めたはいいものの、飼いきれずに里親を探している、というケースが多く見受けられるようです。

里親とは

里親とはもともと「他人の子を預かり親に代わって養育する人」という意味を持ちます。これは犬や猫の里親にしても同じです。つまり、元の飼い主の事情で飼えなくなった犬や猫を、元の飼い主の代わりに、責任を持って飼うことをいいます。

里親になる側の問題点

掲示板などで「譲ります」などと書かれているワンちゃんを見ると、みんな飼ってあげたくなります。しかし、動物を飼うということは想像以上の費用がかかるものです。最近は医療の発展やバランスの取れる食事などによって、長生きする犬が多いです。本当に最後まで責任を持って面倒をみれるかどうか、今一度考えてみましょう。

里親になるには

以下の点を確認してください。

1.家族全員の同意を得ているか
2.自分の自宅がペットの飼育が可能な環境か
3.金銭的な余裕はあるか
4.新婚家庭なら、子供が出来てからも面倒が見ることが出来るか
5.家を留守にしがちな生活ではないか
6.ペットの健康管理が出来るかどうか
7.先住犬・先住猫がいる場合、その子達と上手くやっていけるか

具体的な手段

住んでいる地域の動物愛護センターや愛護団体のホームページを探してみましょう。自治体の広報紙にも里親募集情報が載っていることがあります。もし気になる犬がいたら、実際に見に行ったり連絡を取ってみましょう。

里親になったら

先方とよくお話をし、その子の性格や癖、しつけの程度、健康状態など、後で「やっぱり飼いきれない」ということがないよう十分に説明を受け、納得してから譲り受けます。迎え入れる子について正しく理解し、事前に環境を整えてから迎え入れ、信頼関係を築き上げていくことが必要です。もちろんこれは、里親として迎え入れる場合のみではなく、新たに子犬を迎え入れようとしている方にも当てはまることです。つまりは「犬を飼うための共通認識」でなければならないのです。
犬を飼うということは、楽しいことばかりではありません。後悔しても取り返しがつかないのです。これから子犬を飼う方や里親になる方は、きちんと家族全員が理解を深め、環境を整えてから迎え入れることができるように努めましょう。

いかがでしたか?ぜひワンちゃんを飼おうと思ったとき、里親になるという選択肢も考えてみてほしいです。子犬を飼う場合も、衝動買いはせず、ライフスタイルや子犬の性格をふまえて考えてみてはいかがでしょうか。

photo by k9hayama

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