トップの写真で驚かせてしまい申し訳ございません。これは、通常のブラッシングによって抜けた被毛ではなく、被毛のケアのために「抜いた」被毛になります。
ノーフォークテリアは、テリアらしい被毛を維持するためにプラッキングという被毛を抜くお手入れをおこなうことがあります。ただ、ドッグショーに出ない一般家庭のノーフォークテリアの場合はプラッキングしないことも多いです。その場合は、被毛が柔らかくなったり色が薄くなってしまうことがあります。それでは、ノーフォークテリアの理想の毛質とは?さっそく見ていきましょう!
ノーフォークテリアの被毛
ノーフォークテリアの被毛は上毛と下毛の二重構造になっています。
・ノーフォークテリアの上毛
上毛(うわげ)とは表面に見えている上層部分の被毛のことです。オーバーコートや主毛とも呼ばれます。
・ノーフォークテリアの下毛
下毛(したげ)とは上毛よりも短く、被毛の内側に隠れてしまう下層部分の被毛のことです。アンダーコートや副毛とも呼ばれます。
ノーフォークテリアの被毛は、ひとつの毛根から一本の上毛と複数の下毛が密生しています。厳しい自然環境から身を守るために、二重構造の被毛を持つようになったとされています。そのため、粗々しくてごわごわした手触りであることが、ノーフォークテリアにとって理想の被毛とされるようになりました。
参照:花王
ノーフォークテリアに抜け毛はあるの?
ノーフォークテリアは抜け毛のある犬種です。ですが神経質になる程抜ける訳ではありません。ヨークシャーテリアよりは抜け毛があり、柴犬ほどの抜け毛はない、というようなイメージです。特に季節の変わり目である春や秋は、下毛が抜けやすくなる時期です。被毛が床に抜け落ちる前に、ブラッシングによって余分な被毛を取り除いてあげることが大切です。
ノーフォークテリアのプラッキング
ノーフォークテリアはプラッキングという被毛を抜くお手入れが推奨されています。プラッキングにはノーフォークテリアらしい被毛を維持したり、退色を防ぐ役割があります。皮膚にとっても適度な刺激となり、皮膚病を起こしにくくなるとも言われています。しかし全てのトリミングサロンでプラッキングをおこなっているわけではありません。事前にテリア種のプラッキングを得意とするトリミングサロンを調べておくと良いでしょう。
ノーフォークテリアの毛色の種類
ノーフォークテリアの一般的な毛色をご紹介します。
①ノーフォークテリア レッド
レッド一色の毛色です。
photo by mac diary~ノーフォークテリア“マック”のまったりブログ~
②ノーフォークテリア ウィートン
クリームに近い毛色です。
photo by BUELCO
③ノーフォークテリア ブラックタン
ブラックとレッドで構成される毛色です。
photo by ペットの窓口 末永ブリーダー
いかがでしたか?近年注目を集めているノーフォークテリア。機会があればぜひご自身の手でその触り心地をチェックしてみてくださいね!愛嬌があり可愛らしい性格であることも同時におわかり頂けることでしょう。
photo by mmsu-ha ワイヤーダックスの皆様へ・・・