知っておきたいミニチュアダックスフンドの椎間板ヘルニア

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知っておきたいミニチュアダックスフンドの椎間板ヘルニア

  • 2015月02月18日更新
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ダックスフンドってどんな犬だっけ?と聞かれたら、おそらくほとんどの人が「胴長短足の犬だよ!」と答えるくらい、特徴的な体型ですね。

なぜ胴長短足なの??

もともとダックスフンドはアナグマを狩る、狩猟犬でした。
巣穴の中に入って行って獲物を捕まえてくるために、狭い穴の中にはいることができるように、足は短く胴長になったのです。

短い足でちょこちょこ歩く姿はとても可愛らしいのですが、土を掘るのと狩りをするために、足は太く筋肉質で体も引き締まっています。

もっとも気をつけないといけないのがヘルニア

そんな特徴的でかわいいダックスフンドの体型ですが、胴が長いため、腰に負担がかかります。
そのため、「椎間板ヘルニア」になる子が多いことで有名です。

ヘルニアって?

人間でもなることが多々ありますが、
背骨と背骨の間には椎間板という、背骨同士のクッションのようなものがあります。
その中に、ゼリーのような物質があるのですが、背骨に負担がかかると、そのゼリーの物質がはみ出してきて、クッションの役割ができなくなり、脊椎神経を圧迫してしまいます。
背骨が動くごとに、神経が圧迫される・・・。想像しただけでも激痛ですよね。

気をつけることその1:太らせない

肥満はどの犬種でも病気につながったりと良いことはひとつもありませんが、ダックスフンドには特に要注意です!
なぜなら、ただでさえ、腰に負担がかかる体型のダックスフンドが太ったら体の重みで、余計に腰に負担がかかってしまいます。

気をつけることその2:段差を移動させない

階段の登り降り、ベットや椅子から飛び降りるなどの行動は腰に負担をかけます。
「少しなら大丈夫」とあなどってはいけません。
ダックスフンドはとても賢いので、「階段や段差では抱っこされるまで動かない」と教えればきちんと守れます。しっかりしつけをして、守ってあげましょう。

気をつけることその3:だっこをするときはお尻をしっかり持つ

よくあるのが、犬の脇の下だけもって向かいあって抱っこしている姿。
微笑ましい光景ですが、ダックスフンドには御法度です!
しつこいですが、腰に負担がかかります!
しっかりお尻も持って、体重が腰にかからないようにしてあげましょう。

人間でもすごーく痛いヘルニア。
かくいう私も経験者です。寝てても何しても痛い。だって神経が圧迫されているんです。
そして、背中や腰が動かせないとなれば、何もできません。
そんな思いを愛犬にさせたくないですよね。

どんなに、気をつけていたとしてももともとの体型で、ダックスフンドはヘルニアになりやすいです。
かくいう私のダックスフンドも経験犬です!笑。軽度で、すぐに症状は治りましたが。
階段は絶対に登り降りしなかったのに。。。
本当にかわいそうでした。
しっかり気をつけてあげてください!

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