イタグレが気をつけたい病気や怪我とその対処法や予防法

  • S20x20 petmadoペットの窓口編集部

イタグレが気をつけたい病気や怪我とその対処法や予防法

  • 2015月11月04日更新
  • 19556view
S669x446 brian taylor 78bxn4rydlk unsplash

抜群のスタイルで人気急上昇のイタリアングレーハウンドは、初心者でも飼いやすいとの評判ですが、病気や怪我のことが気になりますね。

この記事では、かかりやすい病気や怪我について原因、症状、治療法、予防法など知っておきたい情報をまとめました。

イタリアングレーハウンドを飼っている方やこれから迎えようとしている方は参考にしてください。

骨折

イタリアングレーハウンドは他の犬種と比較しても骨折が多いと言われています。

細くて長い足が特徴で、ジャンプ力もあるのでピョンピョンと良く飛び跳ねます。バランスを崩してテーブルや壁にぶつかって骨折することが良くあります。

足を引きずりながら歩いたり、触ったときに痛がったりするときは骨折の可能性があります。

骨折の予防法

足の骨折を予防する効果的な方法は、飼育環境の中から滑りやすい場所をなくすることです。床に滑ってバランスを崩すことが骨折の原因になるのです。

フローリングの床にカーペットを敷くだけでも大きな効果があります。また、グルコサミンやヒアルロン酸など関節サポート成分を含んだフードを与えるのもおすすめです。

皮膚病

イタリアングレーハウンドは、皮膚病になりやすい犬種です。湿疹ができたり赤くはれたりして、ひどい場合は毛が抜けて皮膚がただれることもあります。

原因はさまざまで、食べ物が原因のアレルギー性皮膚炎やノミ・ダニが原因のアトピー性皮膚炎があります。

顔や体をかゆがって頻繁にかくようなことがあれば検査を受けましょう。

皮膚病の予防法

皮膚炎は発症の原因によっては明確な予防法はありませんが、飼育環境を清潔にしておくことが予防につながります。

ノミやダニの駆除もしっかりとしておくことが重要です。また、アレルゲン食材が含まれていないドッグフードを選ぶことも予防法として効果があります。

歯周病

歯周病は、一般的には加齢によってリスクが高くなりますが、イタリアングレーハウンドは若い時から歯周病になりやすいと言われています。

歯肉に炎症を起こし出血したり口臭がひどくなります。症状が進むと歯がグラグラとして抜け落ちることがあります。

歯周病が原因で心臓病を誘発することがあるので注意が必要です。

歯周病の予防法

歯周病は、歯磨きが一番の予防法です。成犬になってからでは難しいので、子犬の時から歯磨きに慣れさせて、習慣にすることが大切です。

歯磨きを嫌がる場合には、歯磨き効果のあるガムや歯垢のつきにくいフードを与えることでも効果があります。また、日頃から口の中をよく観察し歯肉の状態を確認しましょう。

白内障

白内障は目の水晶体が白く濁り視力が低下する病気です。一度発症するとだんだんと症状が進み最終的には失明することもあります。

加齢や糖尿病が原因で発症することが多いのですが、イタリアングレーハウンドの場合は遺伝的な要因で若い時から発症することがあります。

白内障の予防法

遺伝的な要因で発症する場合は予防は困難ですが、後天的な場合なら発症を起こしにくくすることはできます。

白内障は酸化ストレスや紫外線が影響していることが分かっています。日差しの強い時間帯の散歩を控えたり、抗酸化作用のある食材や糖尿病の予防が期待できるグレインフリーのドッグフードを選ぶことでも白内障の予防が期待できます。

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨は膝のお皿のことで、膝蓋骨脱臼はその膝のお皿が本来あるべき場所からずれる病気です。

外からの強いい衝撃によって起こることが多いのですが、イタリアングレーハウンドの場合は遺伝的な要因で発症することがあります。

症状はグレード1~4の段階があり、重症の場合は骨が変形して歩くことが困難になることもあります。

膝蓋骨脱臼の予防法

フローリングなど滑りやすい飼育環境を改善することが膝蓋骨脱臼の予防につながります。

また、ジャンプをした際の着地の瞬間に脱臼することがあります。イタリアングレーハウンドはジャンプすることが大好きな犬種です。硬い床や地面ではできるだけジャンプをさせないように注意してあげましょう。

淡色被毛脱毛症(CDA)

淡色被毛脱毛症とは、ブルー・グレー・フォーンなど淡色系の被毛が正常に育たない病気です。被毛がもろくなって短く折れたりし、症状が進むと脱毛してしまいます。

グレー単色のイタリアングレーハウンドは、発症すると全身が脱毛する場合があります。現状では効果的な治療法がありません。

淡色被毛脱毛症(CDA)の予防法

遺伝性の病気のため、現在では有効な予防法はありません。日頃から被毛の状態を良く確認し、いつもと毛の抜け方と違っていれば病院の受診をおすすめします。

また、皮膚や被毛の健康維持に効果があるとされる良質な動物性たんぱく質やオメガ3&6脂肪酸を含むドッグフードを与えることで発症を遅らせることも期待できます。

進行性網膜萎縮

進行性網膜萎縮は、網膜がだんだんと縮んでいく遺伝性の病気です。発症すると少しずつ病状が進行し、最終的には視力がなくなります。

初期のころは暗いところで見えにくい程度で、飼い主は気づきにくいです。症状が進行すると明るい場所でも物にぶつかるようになります。

進行性網膜萎縮の予防法

進行性網膜萎縮は遺伝性の病気のため、まだ予防法がありません。現在でも有効な治療法がありません。

発症した場合は、少しでも進行を遅らせるための治療を行うことと、二次的な怪我を予防することが大切です。

飼育環境を見直して、歩行に邪魔になるような物は置かない、段差をなくすなどの工夫をしてください。

てんかん

てんかんは、先天性の要因で発症することが多いのですが、脳腫瘍や脳炎などの病気が引き金になって発症する場合もあります。

体全体が痙攣する、吐く、泡を吹く、体の一部が動かないなどの発作症状があります。発作中は苦痛はなく、数秒から数分で終わることが多いのでそっと見守ってあげましょう。

てんかんの予防法

てんかんは予防できる病気ではありません。また、一度発作を起こすと繰り返す傾向があるので、はやく気づいて治療することが最善策です。

抗てんかん薬の投与で症状は落ち着いてきます。効果的な治療をするために発作が起きた時の状況をこまかく記録しておくとおすすめします。動画で記録するのも効果的です。

イタグレがかかりやすい病気を知って愛犬の健康を守る!

鹿の足にたとえられるスレンダーな体をして、元気に飛び跳ねているイタリアングレーハウンドですが、かかりやすい病気もたくさんあります。

遺伝性の病気は予防が難しいのですが、気をつけてあげれば予防できる病気もあります。病気の原因や症状、治療法、予防法を正しく知って愛犬の健康を守ってあげましょう。

ペットの窓口アニーマガジンを読もう!

関連する記事

この記事に関連する子犬

この記事に関連するキーワード

アクセスランキング人気のあった記事まとめ