シニアになったボーダーコリーの寿命を延ばす散歩術

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シニアになったボーダーコリーの寿命を延ばす散歩術

  • 2015月06月10日更新
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若いころは元気に走り回り、飼い主さんの体力が限界になるまでひきずりまわされた…。
散歩が終わり、多少疲れただろうと愛犬を確認したらぴんぴん元気だった…。

なんて経験、だれもがあると思います。
ですが、そんなボーダーコリーだって老化するのです。足腰だって弱くなるし、視力だって落ちます。
できるだけ長く一緒に生きられるように、寿命を延ばす散歩術を確認してください。

ボーダーコリーにとって「体つくり」から「体を守るため」の散歩にしよう

足腰も弱くなってきたかもしれない。
かわいそうと思って散歩を少なくしたり、ほかの犬と接触するのは疲れるだろうからなるべく会わせないようにしようとしたりしてませんか?

これは大きな間違いです。
ボーダーコリーは基本的に動きたくてたまらなくてうずうずしてるわんちゃんです。シニアになったからこそ、気分転換として散歩が必要であり、散歩をしなければ刺激をなくし、逆に老化をすすめてしまいます。
その老化をすすめないよう体を守るためにも、散歩はしましょう。

どんなに運動が好きだったボーダーコリーでも老いには抗えない

シニアになれば、当たり前ですが運動量は減ります。ボーダーコリーだって例外ではなく、フリスビーをやボールを使っての運動を何度もずっと続けると、体にトラブルが発生します。
じん帯の損傷、あるいは骨折などもあり得るので、わんちゃんの体力に応じて散歩や運動方法を変えていきましょう。

ポイント①: 急な上り下りはしないようにしよう

いつもの散歩コースを思い浮かべてみましょう。
家を出て、歩いて、公園によって、近所のお友達犬と遊んで…とそれぞれあるでしょうが、まず絶対にやってはいけないことがあります。
段差の上り下りはさせない、急な坂道を歩き続けさせないことです。
足腰に大きな負担を与えるので避けて、できるだけ平坦な道を歩くように心がけましょう。たまにコースを変えて気分転換させましょうね。

ポイント②: 視力の低下が見られたら、散歩コースを絞ろう

また、視力が落ちてきたら、いつもの散歩コースに戻します。なぜなら、犬はもともと視力が悪く、シニアになることでさらに視力が低下します。視力が低下したことで、何がどこにあるのか物体を認識する力も低下します。そのため、大きな音や聞いたことのない音を聞くと驚いてしまい、パニックになってしまう子もいます。
そうならないよう、いつも通りの散歩コースに戻す必要があります。わんちゃんはこれまで歩いてきたコースを覚えているので、飼い主さんもわんちゃんも安心して散歩ができますよ。

散歩しつつ、いろんなわんちゃんとふれあい、坂道や段差を避ける。
これらさえ守れば完璧です!

ポイント③: 休憩を挟みながらの、のんびり散歩をしよう

若いころは走り回ったり、公園で遊んだりしてて体力の消耗がすごく大変だったはずです。帰ってきたら飼い主さんだけぐったり…なんてこともあります。
ですがシニアになると、まず体力面が衰えてきますし、足腰のことを考えるとそういうこともなくなります。
シニアだからこそ、のんびりまったり歩いてみましょう。ずっと歩いていればわんちゃんも疲れてくるので、公園のベンチなどで休憩もはさみます。いつもと違った風景も楽しめるので、わんちゃんにとっても飼い主さんにとっても良い時間を過ごせるはずですよ。

散歩は義務、と思わない。
無理をしない。
愛犬とのひとときを楽しむ。

飼い主さんもストレス解消になるはずです。のんびりお散歩タイムを、楽しみましょうね!

photo byPoran111

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