最近はペットフードの種類がいろいろと増えてきました。
昔はかりかりとしたドライフードが基本でしたが、最近はウエットタイプ、缶詰タイプといったようにわんちゃんにも食の幅が広がりました。
また、おやつも種類が増えましたね!チーズ入り、ミルク味、ささみジャーキー、などわんちゃんに魅力的なものばかりです。飼い主さんもわんちゃんの喜ぶ姿が見たくてついつい多めにあげてしまったり…。しかし肥満は万病の元なので、気をつけたいものです。
今回はボーダーコリーの平均体重とごはんの適正量のご紹介です。ぜひあなたの愛犬もチェックしてみてくださいね!
ボーダーコリーの体重をはかってみよう
次にわんちゃんの体重のはかり方をご紹介します。
ボーダーコリーくらいの大きさでしたら調べるのは容易です。
大きめの籠にいれて、体重計にのせます。あとは籠の重さを引けばOKです!
ですが、動き回ったりして体重がはかれない場合は、ちょっと大変ですが、飼い主さんが抱っこして体重計にのり、飼い主さんの体重を引きます。
ボーダーコリーの平均的な体重はどのくらい?
男の子の平均は14キロ~20キロ
女の子の平均は12キロ~19キロ
と言われています。しかしこれらは一般的な数値ですので、もちろん個体差があります。体の大きさによって適正な体重がありますので、体重だけで肥満度を測定することはできません。
体のあちこちをさわることで、愛犬の健康状態を確認することが必要です。痩せすぎなのか、肥満なのか…正しい運動量、食事量を守れているのか?体をさわったり見たりすることで確認してみましょう。
①「肋骨」をさわる
まずは胸部を触ってみましょう。脂肪に邪魔されずに肋骨がどれくらい感じられるかで判断します。上から抱えるような感じで、優しく胸部をなぞります。
・ごつごつ骨が当たる、浮き出てる→痩せすぎ
・さわると確認できる→理想的
・よくさわってみないとわからない→太り気味
・まったくさわることができない→肥満
②「背骨」をさわる
胸部と同様、毛並みに沿って背中をやさしくさわります。背骨をどれくらい感じられるかで判断します。
・背骨がごつごつ当たる、腰骨が浮き出ている→痩せすぎ
・適度にさわれる→理想的
・背中がややたいら→太り気味
・背中がまったいら、骨っぽさをまったく感じない→肥満
③「おなか」を見る
最後に、おなかを見てみましょう。これはイメージしやすいと思います。骨が浮き出るほどへこんでおらず、かと言ってぽよんぽよんのお肉もない状態が理想です。
・へこんでいる→痩せすぎ
・押すとやわらかくへこむ→理想的
・上から見ると左右に張り出している→太め
・ぽこんと垂れている→肥満
ボーダーコリーの一日の食事量・おやつの量はどれくらい?
一日の食事量は基本的にペットフードに記載されている量をあげていれば問題ありません。しかし、例えば運動が好きでひたすら動きまわるようなわんちゃんには、記載量では少ないかもしれません。その場合は少しずつごはんの量を増やしてみるとよいでしょう。
ごはんの量が適格かどうかはうんちを見ることでも確認できます。やわらかいとフードが多すぎていて、硬いとフードが足りていない証拠なのです。その場合は、いきなり量を増減するのではなく、少しずつ様子を見ながら調整していきましょう。
また、おやつの量ですが、ついあげすぎになってしまいがちかと思います。基本的にはおやつは一日の総摂取カロリーの1割程度に抑えるようにします。もちろん、わんちゃん用のおやつをあげるようにしてくださいね!
photo by Toshihiro Gamo