パピヨンのトリミングとグルーミング

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パピヨンのトリミングとグルーミング

  • 2015月04月03日更新
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パピヨンはトリミングが必要ない犬種です。トリミングとは、被毛を整えることで、ハサミなど使って被毛をカットすることです。毛が伸び続けないシングルコートであるパピヨンには、トリミングが必要ないのです。しかし「グルーミング」は欠かせません。グルーミングとは、日常生活に困難がないようにする為のお手入れのことです。今回は、おうちでやりたい、パピヨンのお手入れについて紹介します。

ブラッシング

パピヨンは長毛の犬種ですが、長毛の割にはシングルコートで毛も抜けにくくお手入れのしやすい犬種です。毛質ももつれにくいので、あまり熱心にブラッシングをする必要はあいませんが、スキンシップや体長管理も兼ねて、毎日のブラッシングを習慣にしましょう。ただし血統によってはアンダーコートと言われる下毛があるパピヨンも居るので、その場合は毛玉にならないよう、よりこまめなブラッシングが必要です。また、換毛期には大量に毛が抜けかわるので、普段以上に気をつかう必要があります。

ブラシの種類と選択

■コーム
毛並みを整え、毛玉がないか確認する際に使用します。

■ピンブラシ
毛玉や抜け毛を取り除いたり、ドライヤーで仕上げる際に使用します。

シャンプー

シャンプーは月に1~3回位で十分です。シャンプーのし過ぎは被毛も皮膚も傷めてしまいますのでやり過ぎないようにします。また、シャンプー液のすすぎ残しがないよう、十分にすすいであげて下さい。また、自然乾燥は厳禁ですので必ずドライヤーでしっかり乾かし、毛並みを整えてあげましょう。

お耳のお手入れ

パピヨンの耳は大きくて立ちあがっているのであまり汚れることはないのですが、耳用ローションや綿棒などを使ってたまに軽く掃除してあげましょう。耳が汚れたまま放っておくと悪臭の原因にもなり、酷い時には外耳炎を発症する恐れもあります。パピヨンの特徴ともいえる大事な部分ですので、時々チェックしてあげて汚れていたら掃除するようにしましょう。

歯のお手入れ

歯のお手入れは毎食後おこなったほうがいいでしょう。歯ブラシやガーゼなどで歯茎から歯の先に向かって汚れを取ります。歯ブラシは犬用のものがあると便利ですが、人間の子供用でも代用できます。また、歯磨き効果のある犬用のガムなどをあわせて利用するのもよいでしょう。

爪のお手入れ

運動や散歩の量、場所などによって伸び方には差があります。シャンプーの前にチェックすることを習慣とし、伸びていたら切ってあげましょう。犬が動かないように体を抱え込むように固定し、足の指を1本ずつ根元から押さえ、血管を傷つけないように注意しながら切ります。切りすぎて出血した場合に備え、止血剤を用意しておきましょう。自信がない場合は、動物病院やトリマーさんにお願いするのもよいでしょう。

足裏の毛にご用心

パピヨンはカットをする必要がない犬種です。しかし、足の裏の毛は定期的にカットしてあげたほうが良いです。足の裏の毛が伸びていることで足元がすべりやすく、歩く際に腰などに負担をかけてしまいます。

photo by トリミングサロンDogism

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