ミニピンが気をつけたい病気

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ミニピンが気をつけたい病気

  • 2015月11月12日更新
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ミニピンが気をつけたい病気①外耳炎

臭いを伴うべたついた耳垢がたまることで、不快感やかゆみを起こす病気です。ミニピンはもともと垂れ耳なので、耳の通気性が悪いことで蒸れやすく、細菌が増殖しやすい環境となります。定期的な耳掃除、シャンプー後の水分の拭き取り残しなどがないように注意しましょう。

ミニピンが気をつけたい病気②緑内障

目の中の圧力(眼圧)が上昇することにより、痛みをともなう病気です。ミニピンは目が痛い時は、目を閉じます。目を閉じ続けたり、しぱしぱしている様子が続いていたら要注意です。

ミニピンが気をつけたい病気③拡張型心筋症

ミニピンが遺伝的に発症しやすい病気の一つです。心臓肥大とも呼ばれ、心臓の中にある空間が拡張することによって発症します。2、3歳ごろから発症し、疲れやすい、運動を嫌がるなどの症状が見られるようになります。詳しい原因はいまだ明らかにはされていないので、発症したミニピンを繁殖に使わないようにすることが大切とされています。

ミニピンが気をつけたい病気④アトピー性皮膚炎

アレルゲン(アレルギーの原因物質)が口や皮膚をとおして体内に取り込まれることによって発症する皮膚の病気です。1歳過ぎごろから発症するようになります。体をかゆがっていたら要注意です。

ミニピンが気をつけたい病気⑤糖尿病

血液中の糖分値が高くなる病気です。血糖値を下げるホルモン「インスリン」の不足や、効きにくくなっていることによって発症します。生活習慣によって発症することが多いので、運動不足や肥満には注意が必要です。

ミニピンが気をつけたい病気⑥鼠径ヘルニア

鼠径(そけい)とはうしろ足の付け根部分のことで、そこに膀胱や腸などの内臓が入り込んでしまい、飛び出してしまう病気です。見た目でもボコッと飛び出している様子がわかることもあります。飛び出している内臓をもとの位置に戻す手術が必要となります。生まれつきこの病気を持っている場合がほとんどですが、事故によって発症することもあります。

ミニピンが気をつけたい病気⑦膝蓋骨脱臼

ひざのお皿が脱臼してしまう病気です。はずれ具合や頻度によってグレードが分かれます。ひどい場合は手術が必要となります。ミニピンはエネルギッシュで活発な犬種です。生活スペースは床が滑りにくいようにマットを敷いてあげるなどの配慮が必要です。

ミニピンが気をつけたい病気⑧椎間板ヘルニア

椎間板とは、背骨と背骨のあいだにあるクッションのことです。このクッションがうまく機能しなくなることで痛みを伴う病気です。ミニピンはジャンプが得意ですが高所からの飛び降りや階段の上り下りは避けるようにしましょう。

ミニピンが気をつけたい病気⑨レッグ・ペルテス病

なにかしらの原因で、太ももと骨盤をつなぐ関節の血管に傷が付き、そこが壊死してしまう病気です。この病気はミニピンが生後間もなく発症することが多いです。詳しい原因はまだ明らかにされてきません。進行性の病気なので、発症後は手術が必要になります。

ミニピンが気をつけたい病気⑩尿石症

結晶や結石が尿道に詰まる病気です。結晶や結石は濃度の高い尿中に発生します。そのためおしっこを長時間我慢させたり、水分をあまり取らないと発症しやすくなります。尿が一切でなくなると中毒を引き起こし死に至ることもあるので、日ごろからの水分補給、こまめなおトイレを心がけましょう。

photo by イタグレ・ジャック・ミニピン・ウィペットと女房にまけるな!

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