ボーダーコリーに本格的なしつけトレーニングをする際のポイント

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ボーダーコリーに本格的なしつけトレーニングをする際のポイント

  • 2015月06月18日更新
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ボーダーコリーはとても頭のいいわんちゃん!だからなにを教えてもなにをやっても飲み込んでくれる!というのは間違いです。確かに、頭がよく訓練性能抜群な犬と言われていますが、そこには大きな前提となるものがあるのです。

まずは愛犬のことを知ろう

ボーダーコリーはボーダーコリーでも、その子によって性格は異なります。大胆で激しい子なのか、シャイで臆病なのか。それによってしつけの仕方は変わってきます。また、どんなおもちゃが好きで、どんなおやつが好きなのかも知る必要があります。まずは自分の子がなにが好きでなにが嫌いなのか?どんな性格なのか?それを見極めましょう。

ボーダーコリーと信頼関係を築く

そして、自分の子を愛することです。しつけトレーニングをやることが、愛犬にとって楽しいものでなければなりません。愛情のこもった信頼関係がなければ、わんちゃんも無理やりやられても楽しくないはずです。ただし、ここでいう愛情とは甘やかすことではありません。甘やかすことは、お互いによくない結果を生み出します。わんちゃんと飼い主さんが、良いことは良いこと、悪いことは悪いこと。と、お互い同じ認識ができるようになることが一番大事です!

指示はなるべく短くはっきりと伝えましょう!

しつけトレーニングとは、主にわんちゃんが飼い主さんの合図に反応して、行動するものです。飼い主さんの合図がすべてです。その合図が毎回言い方を変えられたり、あいまいに言われると、どんなに頭のいいボーダーコリーも理解できずに混乱してしまいます。

「オスワリ」なら「オスワリ」
「スワッテ」なら「スワッテ」

と、言葉はひとつに統一しましょう。ある程度の言葉はわかってくれるボーダーコリーですが、すべて人の言葉を理解してくれるわけではありません。愛犬への合図が伝わりやすいよう、はっきりとした声を出しましょう!また、なるべく声のトーンを落ち着いた低い声にすると良いでしょう。高い声でひたすら合図を出し続けても、ワンちゃんは遊んでいるだけだと勘違いしてしまうだけなのです。

しつけトレーニングで一番大切なのはタイミング 

合図を出して、うまくいった場合は褒め、悪いことをしてしまった場合は叱らなければなりません。しかし叱るタイミングというのは実は結構難しいのです。しっかりしつけているつもりなのに、うまくいかないのはこのタイミングが悪いというのも原因のひとつです。うまくいった「瞬間」に褒めたり叱ったりしなければ、どんな行動のときに褒められ、どんな行動のときに叱られたのか、学習できません。

「あれ?なんかよくわからないけど褒められたぞ?しかもおやつもらえたラッキー」

のように、曖昧になってしまうこともあり得ます。その為にも、常に愛犬を見ること、アイコンタクトをすることが重要です。しっかり見ていればタイミングを逃さないはずです!

引き際が肝心

しつけトレーニングをだらだら長くやると、わんちゃんのモチベーションは下がってしまいます。まだ元気がある状態でやめて大丈夫です。くたくたになるまでやってしまうと、次回からしつけトレーニングに対する意欲は薄れてしまうからです。「またやりたいな」という気持ちを残す感じできっぱりとやめましょう。

集中が続かない

しつけトレーニングをしていても、なんだか集中が続かない。そんな場合は、褒める際に使用するご褒美が、あまり魅力的ではないのかもしれません。おやつの種類を複数用意して、交互に使ってみたり、特にうまくできたときにはスペシャルなご褒美(一番好きなおやつ等)をあげるのも良いでしょう。また、ボーダーコリーは運動が好きな犬種なので、ボールやロープなどの遊びをご褒美にするのも効果的です。ぜひお試しくださいね。

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