プードルは大きさによって犬種が分かれています。小さい順にトイプードル、ミニチュアプードル、ミディアムプードル、スタンダードプードルです。また、トイプードルの中で小さめの子をタイニーサイズ、さらに小さい子をティーカップサイズと呼ぶことがありますが、これらは俗称であり、犬種ではありません。日本においてはトイプードルがダントツの人気を誇りますが、海外ではスタンダードプードルの方が人気であったりもします。今回はそんな「スタンプー」とも呼ばれるスタンダードプードルについて、その特徴を徹底解析していきたいと思います!トイプードルを飼っている方、飼おうと思っている方も、ぜひ比較して参考にしてみてくださいね。
スタンダードプードルの特徴①存在感のある大きさ
スタンダードプードルの大きさは、4本足で立たせた時の地面がら背中までの高さが45cm~60cmと定められています。(JKCによる規定)スタンダードプードルは大型犬で存在感がありますが、すらっとしているので体重は想像よりも軽いのではないでしょうか。
スタンダードプードルの特徴②穏やかな性格
スタンダードプードルはただ単純にトイプードルを大きくしたような犬種ではありません。トイプードルと比較してもスタンダードプードルは落ち着きがあり穏やかな優しい性格をしています。
スタンダードプードルの特徴③遊び好き
スタンダードプードルは遊びが大好きですし、遊んであげることも大好きです。後輩犬や、小さい子供のよき遊び相手となってくれるでしょう。
スタンダードプードルの特徴④運動も大好き
スタンダードプードルは水鳥猟で活躍していた歴史を持ちます。飼い主が水面に打ち落とした水鳥を、泳いで回収するお仕事をしていました。そのため走り回る等の運動の他、水泳や水遊びが大好きなのです。
photo by スタンダードプードルそらの日記
スタンダードプードルの特徴⑤訓練しやすい
スタンダードプードルは非常に賢く、空気の読める犬種です。手がつけられなくなるようなことはありませんが、大きさがあるのでしっかりとしつけはおこなうようにします。
スタンダードプードルの特徴⑥多頭飼いに向いている
スタンダードプードルは飼い主さんに忠実なのはもちろん、他の人や動物とも仲良くすることができますし、それを好む犬種です。多頭飼いすることでより楽しくて刺激のある日々を送れることと思います。小型犬に対しても優しく接してくれますよ。
スタンダードプードルの特徴⑦毛色がバリエーション豊富
トイプードル同様、スタンダードプードルも様々な毛色が認められています。複数の色が入るよりは、綺麗に1色で構成されている方が好まれます。
スタンダードプードルの特徴⑧抜け毛と体臭が少ない
スタンダードプードルは抜け毛が少ない犬種です。毛の抜けない大型犬を探している方にはうってつけな犬種です。体臭もあまりありませんが、健康面を考慮して適度に換気をおこないましょう。
スタンダードプードルの特徴⑨迫力のあるカットを楽しめる
スタンダードプードルを飼うことの楽しみのひとつは、さまざまなカットを楽しめることです。大きい体に様々な模様を残してカットしたり、アレンジしたり。様々な楽しみ方ができますし、体が大きいのでとても迫力があります。ただしスタンダードのカットにはとても労力が必要となり、他の犬種に比べてカット代金も高くなります。日ごろのブラッシングを怠って毛玉やもつれが多ければ追加で料金が発生することもありますので注意が必要です。
photo by Maharoty’s
いかがでしたか?わんちゃん好きじゃなくても誰しもが知るプードル。スタンダードプードルを飼って他の人と差をつけてみてはいかがでしょうか。
photo by スタンプーのNoel’s Room