「お留守番させるのはなんだか可哀そう~」と思ってる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。しかしそんなことはありません。ワンちゃんのお留守番には、たくさんのメリットがあるのです!
基本的には留守番中は寝てるだけ!
「お留守番中、寂しい思いをさせたくない!」と思う方もいらっしゃるでしょうが、大丈夫です。基本的にはじっと寝ているのだけなのです。ワンちゃんは野生のときから仲間が狩りに出かけてると、何日でも待っている習性がありました。ですので飼い主さんが出かけた時も同じです。なにかあった時に備えて、じっと眠っているのです。
トイプードルの分離不安を防ぐ
分離不安とは、飼い主さんの外出で犬が留守にする時などに起こす問題行動、またはその心理状態のことです。分離不安が悪化すると、血が出るまで手足を舐め続けたり、飼い主さんが帰宅するまで何時間でも狂ったように吠え続けます。「それなら、うちはずっと一緒にいるから構わないわ」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、それは危険です。
万が一、愛犬が入院を要する病気やケガを負った場合、入院中のストレスが愛犬をさらに苦しめることとなります。愛犬の為にも、万が一の事を想定し、お留守番はきちんと身に付けなければならないのです。
お留守番中はケージ?室内フリー?
お留守番中はケージに入れておくのか、家中歩きまわれるように放っておくのか。それぞれにメリットがありますので、愛犬の性格に合った方法を探すことが必要です。
ただし、子犬の場合はどちらにせよ、初めはイタズラをたくさんします。
ケージ留守番の場合は、敷いていたバスタオル類を噛み千切ったり、うんちまみれでお出迎えなんてこともあるでしょう。
フリー留守番も同じように、イタズラできるものがたくさんあります。子犬は人間が思いもしないようなものを口にしたり、イタズラするものです。
危険なものを取り除き、根気よく練習してあげましょう。
ケージ留守番のメリット
・外部からの刺激がないので、落ち着いて過ごせる
・イタズラや誤飲など事故の心配がない
・あらかじめ済ませることでトイレの失敗をしない
・ケージは丈夫なので地震などで落下物があったとしても潰されることがない
室内フリー留守番のメリット
・暑さや寒さに応じて自分の好きな場所に移動できる
・窓から見える外の景色、室内にある様々なものにより退屈が少ない
・家を守るという意識が芽生える
画像:photo by eijyu_flower