優しくて友好的です。高い反応性、訓練性を持つので、しつけしやすいです。しかし警戒吠え、無駄吠えに注意が必要です。縄張りを守って吠えるのは本能です。番犬としての役割は十分に期待できますが、集合住宅での飼育はしつけが重要です。吠えるリスクを少しでも減らしたいのであれば、女の子を選択したほうが良いでしょう。
また、原産地であるシェットランド諸島はとても厳しい環境でした。そのような環境で育ってきたので、体も丈夫で健康的と言われています。牧羊犬らしく活発で遊び好きな面もありますので、しっかりと運動ができる環境が必要でしょう。
成犬時の大きさには、かなりの幅があります。ポメラニアンくらい小さい子から、コリー近くまで大きくなる子まで様々です。ですのでシェルティーの購入時には、親犬の大きさを確認しましょう。親犬の大きさで、ある程度の大きさの予想が可能です。
シェルティーの毛色は、セーブル、トライカラー(ブラック&ホワイト&タン)、バイブラック、バイブルー、ブルーマールが標準です。一番に思い浮かべる白と茶で構成される毛色がセーブルです。
優雅な見た目を保つには
魅力的な容姿を保ち、被毛が絡まるのを防ぐには、毎日のブラッシングが欠かせません。特に夏前の被毛の生え変わる時期には、抜け毛をしっかりと取り除いてあげましょう。そのままにしておくと皮膚病の原因にもなりかねません。
部位 | 確認ポイント |
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耳 | シェルティーの耳は、先端を前方に垂らし半直立を保ちます。 |
目 | 眼の色は褐色です。ただしブルーマールではブルーかシルバー、または両方か片方が青磁色です。 |
しっぽ | シェルティーのしっぽは安静時はまっすぐに垂れていますが、わずかにカーブしています。 |
おしり | 長い飾り毛で隠れがちですが、確認を忘れてはいけません。肛門がきゅっと締まっているか、汚れがないか確認しましょう。 |
足 | シェルティーは一直線上をモデルのように歩く、「シングル・トラッキング」という歩き方をします。 |
口 | 歯茎がピンクで歯並びは正常か確認します。口周りの毛も清潔か確認しましょう。 |
鼻 | 湿っておりつやがあるか確認します。 |
毛 | 顔の被毛は短く、頭は耳の後ろよりふわふわな飾り毛で覆われます。この飾り家は冬に最も厚くなります。 |
性格 | 牧羊犬であったシェルティーは 、活発で遊ぶのが大好きです。手をたたいて呼ぶと寄ってくるような、元気な子が良いでしょう。大人しい子は神経質な場合が多いのでしつけに時間がかかってしまうことがあります。 |