シーズーが気をつけたい目の病気

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シーズーが気をつけたい目の病気

  • 2016月01月22日更新
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シーズーはくりくりしたお目目がチャームポイントの犬種です。その大きなお目目は、表面積が広くやや突出するようについています。そのため、シーズーは目の病気にかかりやすい犬種であると言われているんです。

日頃からよく愛犬シーズーを観察してあげましょう

以下のような様子がみられたら、目の病気にかかっている恐れがあります。

●涙や目やにはないか 
●充血はないか 
●目をひっかくなど痒がっている様子はないか 
●目をシパシパしていないか 
●眩しそうに目を細めていないか

もし該当するものがあれば、悪化する前に動物病院で検査してもらうと良いでしょう。目の病気は進行が速いと言われています。少し様子をみようなどと思わずに早急に処置してあげることが大切です。

犬の目の仕組み


参照:PEPPY

人間にはない構造として、瞬膜とタペタムがあります。瞬膜は第三眼瞼(だいさんがんけん)とも呼ばれ、目の保護をする役割があります。タペタムは輝膜とも呼ばれ、わずかな光でも見ることができるようにする反射板の役割をしています。そのためフラッシュをたいてわんちゃんの写真を撮るとタペタムに反射し、目が光っているような写真になってしまいます。

シーズーが気をつけたい目の病気【ドライアイ】

角膜とは黒目の表面を覆う膜のことです。この角膜が、乾燥によって傷ついてしまう病気です。乾燥性角膜炎という病気です。内服薬や点眼薬によって治療していきますが、進行が止まらず症状が重い場合は手術をおこなうこともあります。

シーズーが気をつけたい目の病気【結膜炎】

なんらかの原因によって結膜に炎症がおこり、目が腫れてしまう病気です。図には書かれていませんが、結膜とは眼球前方とまぶたの裏側を結びつないでいる粘膜のことを指します。この結膜がウイルスや細菌感染のほか、目のまわりの毛やまつげが目に入ったり、シャンプーが目に入ることで炎症をおこす病気です。また、アレルギー反応によって発症することもあります。この場合は、片目だけではなく両目に発症することが多いようです。日常生活において、目のまわりを清潔に保つことが大切になります。

いかがでしたか?シーズーをお迎えするならば、目の病気へのリスクは覚えておきたいものです。また、今回ご紹介した病気の他にも、物理的に目を傷つけてしまったことによる病気の発症は予防したいところです。わんちゃん同士のケンカで引っかかれてしまったり、家具に目をぶつけてしまったりなどがあげられます。飼い主さんが気をつけることで思わぬ事故は防ぐことができます。わんちゃんは思いもよらない行動をとることがありますので、リスクを見据えて、安心できる生活をさせてあげてくださいね。

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