【村田祐子ブリーダー監修】パピヨンと過ごす冬の心得

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【村田祐子ブリーダー監修】パピヨンと過ごす冬の心得

  • 2015月11月25日更新
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昼間のお散歩や日光浴

ハロウィンも終わり、街はいよいよクリスマス一色ですね。ベルの音が聞こえてきたり、ポインセチアを見かけると思わずワクワクしてしまいます。冬は日が出ている時間が短く、暖かい太陽を感じられる時間はとても減ってしまいます。昼間のお散歩や運動を心がけ、十分な日光浴をさせてあげるようにしましょう。

適度な換気

冬は日中と朝晩でかなりの気温差があります。人間はもちろんパピヨンにとってもこの気温差はかなりの負担となります。室内は暖かさを保ち、寝床へは毛布を入れてあげるなどの配慮が必要となります。特にパピヨンがまだ赤ちゃんや幼犬であったり、または老犬の場合はより一層の配慮が必要です。ヒーターなどを使用する際は、低温やけどやコード類へのかみつきには十分気をつけてあげてください。適度な換気も忘れずにおこないましょう。

パピヨンのごはん

冬になり気温や湿度が低下すると、次第にパピヨンの食欲も低下することがあります。しかし体温を保つためにエネルギー消費は激しいので、カロリーやたんぱく質の高いごはんを与えてあげましょう。消化器の機能も低下しがちなので、消化に悪いごはんやおやつは与えないように気をつけることが必要です。うんちの量や硬さはいつもどおりか、よく観察してみると良いでしょう。

パピヨンの冬のお手入れ

空気が乾燥しやすい冬は、静電気が起こりやすいです。静電気はパピヨンの皮膚や被毛を傷つけることがありますので、お手入れの際は慎重におこなう必要があります。霧吹きなどで水を少量かけて潤いを与えたり、静電気を防止するスプレーなども市販されておりますので活用するのも良いでしょう。

これからますます寒くなり、家の中で過ごすことが多くなると思います。しかしだからといってパピヨンをほったらかしにして良いわけではありません。日々のコミュニケーションを通じて、しっかりとパピヨンに愛情を伝えてあげましょう。愛犬はあなたのことを必要としています。そのことを忘れなければ、あなたにとってもパピヨンが良きパートナーになってくれることでしょう。

【監修】村田祐子
1984年、ヨーロッパで気品に満ちあふれたエレガントなパピヨンに出会い、魅せられ、共に過ごす。 世界的トップブリーダーであるスウェーデン のミセスS,ロースと、英国のジャッジでもあるミセスK,スチュアートから指導を受けながら、ブリーディングを始め現在に至る。パビヨン発展へ の尽力から、1999年、JKC50周年記念繁殖功労賞を受賞。その他、JKC Breeding Award 2007 3部門受賞をはじめ、Outstanding Breeder(優良作出ブリーダー)、Outstanding Sire(優良作出種牡)Outstanding Dam(優良犬作出台牝)、JKC Breeding Award 2008、Outstanding Breeder(優良作出ブリーダー)など多数受賞。

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